第138話 装飾付大刀の意味
吉松 優希 主任研究員
古墳時代後期に古墳に副葬されるものの一つに装飾付大刀《たち》があります。これは金や銀で飾った装具を持った大刀で、古墳時代の中枢である畿内王権で製作され、各地に配布されたと考えられます。柄頭《つかがしら》と呼ばれる柄の先端に装着される飾りのデザインで名前が付けられ、主に朝鮮半島に起源のある環頭《かんとう》大刀と倭の伝統的なデザインの倭装大刀があります。
吉松 優希 主任研究員
古墳時代後期に古墳に副葬されるものの一つに装飾付大刀《たち》があります。これは金や銀で飾った装具を持った大刀で、古墳時代の中枢である畿内王権で製作され、各地に配布されたと考えられます。柄頭《つかがしら》と呼ばれる柄の先端に装着される飾りのデザインで名前が付けられ、主に朝鮮半島に起源のある環頭《かんとう》大刀と倭の伝統的なデザインの倭装大刀があります。
古代出雲の魅力を広く発信するため、東京で古代出雲文化シンポジウムを開催します。今回は、島根の大型古墳の国史跡指定100周年を記念し、「六世紀の出雲とヤマト―出雲の大型古墳を語る―」と題して、大型古墳が築かれた六世紀における出雲の実像に迫ります。
山代二子塚や今市大念寺古墳などの大型古墳が国の史跡指定100年を迎える今年、石見地域・出雲地域の古墳をめぐる「しまねの古代文化探訪ツアーⅡ「古墳めぐり」編」と昨年も好評だった、柿本人麻呂ゆかりの地をめぐる「しまねの古代文化探訪ツアーⅠ「柿本人麻呂と万葉集」編」(いずれも羽田空港発、萩・石見空港着)を開催します。
出雲を代表する大型古墳が1924年に国史跡に指定されて、今年で100周年を迎えました。専門職員が上塩冶築山古墳の見どころをご案内します(予告編)。 【YouTubeに移動】
島根県古代文化センターでは考古学、古代史、中近世史、民俗学などの各分野で現在取り組んでいる島根の歴史文化に関する最新の研究成果を全4回の連続講座でわかりやすくご紹介します
令和6年度は、山代二子塚(松江市)・今市大念寺古墳(出雲市)など大型古墳が国の史跡指定100年を迎えることを記念し、「しまねの古墳」をテーマに講座を開催します。
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令和5年度に日比谷コンベンションホールを会場に開催した、しまねの古代文化連続講座の動画を公開しました。 下記からご覧ください。 第1講 川島芙美子(山陰万葉を歩く会代表)「石見の人麻呂と大和の人麻呂-1300年続く人麻呂 […]
奈良時代、出雲国造によって作られた『出雲国風土記』。 その多彩な内容からうかがえる古代出雲の姿とは…。 第一線の研究者が、独自の視点から風土記を読み解きます。