歴史文化しまね 豊かな歴史と文化に彩られた、悠久の島根世界へ Ancient  Culture of Shimane Prefecture
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新着情報

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第182話 須恵器生産と「大井の池」―現代に息づく『出雲国風土記』―

第182話 須恵器生産と「大井の池」―現代に息づく『出雲国風…

柿田 愛子 特任研究員

島根県に『出雲国風土記』という書物があります。奈良時代の出雲国の特産物や土地の様子、地名の由来、言い伝えなどが記録され、733年(天平5年)に完成しました。現存する風土記は常陸(茨城県)・播磨(兵庫県)・出雲・豊後(大分県)肥前(佐賀県・長崎県)の5つがあります。その中で『出雲国風土記』は、唯一ほぼ完全な状態を残す大変貴重な資料です。

【動画配信】令和7年度 しまねの古代文化連続講座

【動画配信】令和7年度 しまねの古代文化連続講座

令和7年は松江城が国宝に指定され、ちょうど10年を迎えます。「お城」といえば、石垣に囲まれ、立派な天守閣をもつ松江城や世界遺産である姫路城がまず思い浮かぶかもしれませんが、実は戦国時代の城はほとんどが山城で、山を削ったり、土を盛ったりして強い防御性を備えたものでした。 そこで、令和7年度は松江城国宝指定10周年を記念し、松江城築城以前、中世の「しまねの山城」をテーマに、特に島根県西部の石見地域にスポットをあてた2回の連続講座をオンラインで開催します。

「しまねの古代文化連続講座」オンライン配信を開始しました!

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吉永壮志 専門研究員

今年、令和7年(2025)は、松江城天守が国宝に指定されて10周年を迎えます。堀尾氏が関ケ原の戦いにおける行賞で慶長5年(1600)出雲・隠岐24万石の領主として出雲に入り、同12年(1607)に築城を開始して同16年(1611)にはほぼ完成したとされることから、松江城は400年以上の歴史を有するといえます。

講座・シンポジウム

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【動画配信】令和7年度 しまねの古代文化連続講座

【動画配信】令和7年度 しまねの古代文化連続講座

令和7年は松江城が国宝に指定され、ちょうど10年を迎えます。「お城」といえば、石垣に囲まれ、立派な天守閣をもつ松江城や世界遺産である姫路城がまず思い浮かぶかもしれませんが、実は戦国時代の城はほとんどが山城で、山を削ったり、土を盛ったりして強い防御性を備えたものでした。 そこで、令和7年度は松江城国宝指定10周年を記念し、松江城築城以前、中世の「しまねの山城」をテーマに、特に島根県西部の石見地域にスポットをあてた2回の連続講座をオンラインで開催します。

第23回石見国巡回講座 柿本人麻呂における〈触れる〉こと-石見相聞歌の哲学-(動画配信)

第23回石見国巡回講座 柿本人麻呂における〈触れる〉こと-石見相聞歌の哲学-(動画配信)

第23回石見国巡回講座 「柿本人麻呂における〈触れる〉こと-石見相聞歌の哲学-」の動画配信を開始しました。

美しい石見の風景と妻への想いをうたった「石見相聞歌(いわみそうもんか)」。万葉集の歌聖・柿本人麻呂の傑作とその世界に〈触れて〉みませんか! 動画配信のご案内 令和6年11月10日に島根県益田市で開催された「第23回石見国 […]