コラム いまどき島根の歴史
第194話 出雲国府が置かれた場所
吉松 優希 主任研究員
出雲国府跡は松江市大草町に所在する奈良時代の官衙《かんが》遺跡です。7世紀後半~末ごろに大型の掘立柱建物が登場し、8世紀第2四半期に定型的な政庁が成立します。それではなぜ出雲国府跡は現在の松江市大草町に設置されたのでしょうか。
コラム いまどき島根の歴史
吉松 優希 主任研究員
出雲国府跡は松江市大草町に所在する奈良時代の官衙《かんが》遺跡です。7世紀後半~末ごろに大型の掘立柱建物が登場し、8世紀第2四半期に定型的な政庁が成立します。それではなぜ出雲国府跡は現在の松江市大草町に設置されたのでしょうか。
コラム いまどき島根の歴史
島根県埋蔵文化財調査センター調整監 平石 充
昨年の春、奈良県明日香村教育委員会から、同村にある西橘《にしたちばな》遺跡の発掘調査報告書が刊行されました。この報告書は同遺跡出土の270点の木簡について、書かれている文字について検討を加えています。そしてそのうち一点について「八雲評」と判読できる可能性があると報告しています(写真)。
ブログ研究員の日記
矢野 健太郎 専門研究員
島根県古代文化センターでは、島根の歴史文化を紹介するシンポジウムを開催しています。今年度は「島根の戦国時代と城」と題して、最新の研究成果に基づく戦国時代の月山富田城、尼子氏と毛利氏の戦いである郡山合戦や、尼子氏再興戦にまつわる城についてのシンポジウムをオンラインで開催します。
講座・シンポジウム
島根県古代文化センターは、隠岐の歴史と文化の理解を図る場として、最新の研究成果を交えながら「隠岐国巡回講座」を島内各所で開催しています。 第27回となる令和7年度は、「大座西古墳群出土品からみる古代隠岐と大和王権」と題し […]
講座・シンポジウム
令和7年は松江城が国宝に指定され、ちょうど10年を迎えます。「お城」といえば、石垣に囲まれ、立派な天守閣をもつ松江城や世界遺産である姫路城がまず思い浮かぶかもしれませんが、実は戦国時代の城はほとんどが山城で、山を削ったり、土を盛ったりして強い防御性を備えたものでした。 そこで、令和7年度は松江城国宝指定10周年を記念し、松江城築城以前、中世の「しまねの山城」をテーマに、特に島根県西部の石見地域にスポットをあてた2回の連続講座をオンラインで開催します。
講座・シンポジウム
令和7年度に松江テルサを会場にして開催した、島根の歴史文化講座「もっと知りたい島根の歴史」の動画を公開しています。 各講のご案内 第1講 国宝指定10周年 松江城 演題:歴史的要件から読み解く松江城とその城下町 講師:西 […]
島根県古代文化センターは、隠岐の歴史と文化の理解を図る場として、最新の研究成果を交えながら「隠岐国巡回講座」を島内各所で開催しています。 第27回となる令和7年度は、「大座西古墳群出土品からみる古代隠岐と大和王権」と題し […]
令和7年は松江城が国宝に指定され、ちょうど10年を迎えます。「お城」といえば、石垣に囲まれ、立派な天守閣をもつ松江城や世界遺産である姫路城がまず思い浮かぶかもしれませんが、実は戦国時代の城はほとんどが山城で、山を削ったり、土を盛ったりして強い防御性を備えたものでした。 そこで、令和7年度は松江城国宝指定10周年を記念し、松江城築城以前、中世の「しまねの山城」をテーマに、特に島根県西部の石見地域にスポットをあてた2回の連続講座をオンラインで開催します。
令和7年度に松江テルサを会場にして開催した、島根の歴史文化講座「もっと知りたい島根の歴史」の動画を公開しています。 各講のご案内 第1講 国宝指定10周年 松江城 演題:歴史的要件から読み解く松江城とその城下町 講師:西 […]
令和6年度に日比谷コンベンションホールを会場に開催した、しまねの古代文化連続講座の動画を公開しました。 令和6年は山代二子塚(松江市)、今市大念寺古墳(出雲市)などの大型古墳が国の史跡指定100年を迎えることを記念し、「しまねの古墳」をテーマに3回にわたる連続講座を開催しました。
六世紀の出雲に出現した大型古墳。 それが示す出雲とヤマトの関係とは…。 最新の研究成果をもとに、大型古墳を語りつくす。
第23回石見国巡回講座 「柿本人麻呂における〈触れる〉こと-石見相聞歌の哲学-」の動画配信を開始しました。
美しい石見の風景と妻への想いをうたった「石見相聞歌(いわみそうもんか)」。万葉集の歌聖・柿本人麻呂の傑作とその世界に〈触れて〉みませんか! 動画配信のご案内 令和6年11月10日に島根県益田市で開催された「第23回石見国 […]