第24回石見国巡回講座を開催しました
2026年2月6日の日記 鄧 君龍 研究員
第24回石見国巡回講座(令和7年)は、浜原地区の景観をテーマに「石見銀山街道の景観-浜原のいまとむかし」と題して11月8日(土)に「講演」と「まち歩き」を行ないました。

1.講演
講演では、人文地理学を専門とされている原田洋一郎氏(東京都立産業技術高等専門学校教授)に講師をお願いしました。江戸時代前期の検地帳の内容を地引絵図に重ね、それによって分かることを様々な切り口でお話しいただきました。講演には30名のご参加があり、研究手法や切り口を新鮮に感じていただいたようです。
【配布資料】「江戸前期、石見国浜原村の景観復原の試み」


2.まち歩き
講演の後は、事前申し込みいただいた一部の参加者(20名)で、まち歩きをしました。現在「旧濱原村の歴史を語り継ぐ会」で地域の歴史を掘り起こす活動に取り組まれている山本普史氏(浜原連合自治会長)より、作成したガイドマップを配布して浜原地域をご案内いただきました。
まち歩きは1時間を予定していましたが、講演参加を経て歴史を意識しながら歩くと地元住民でも新たな発見があるもので、17時まで延長して楽しい時間を過ごしました。

【まち歩きコース】浜原隣保館→桂根八幡宮→妙用寺→二上家住宅外観→富士屋本舗→旧三江線浜原駅舎
【配布資料】「浜原地区ガイドマップ」、濱原村の歴史を語り継ぐ会編「佐波郷と佐波家―濱原村関連―」平成22年発行
※講演の内容は、令和7年度中に動画を作成して古代文化センターHPで公開することを予定しています。また、講演内容は令和8年度刊行の『しまねの古代文化』に掲載する予定です。