第147話 国堺の関所はどちらの国にあったか
平石 充 主席研究員
旧国名として現在に残る出雲・石見・隠岐の行政区分は、奈良時代に完成しました。この旧国は今の県とは異なり、旧国堺《くにざかい》を越えての人の出入り管理していました。奈良時代の地方行政は戸籍に基づいており、本籍地から人が離れると税の徴収ができなくなるためです。そのため道路上の国堺には関が置かれていました。では、国堺にあるとされる関は正確にはどちらの国にあったのでしょうか。
平石 充 主席研究員
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島根の歴史文化講座「もっと知りたい島根の歴史」の動画配信を開始しました。
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